装置と治療の流れ
矯正装置とは
症状に合わせて適した矯正装置を見つけ、あなたに合った治療方法を
歯並びを治すための矯正装置には様々な種類があります。
大人になってからの矯正治療で「矯正治療＝子供」というお考えの方や、「目立つのが嫌だ」と思っている方もおられます。
現在、矯正装置には一般的な金属製の物から、目立ちにくいセラミックを用いた装置や、歯の裏側（舌側）に取り付ける装置などがございます。
当院では、歯並びの症状やライフスタイルに合った矯正治療を行います。まずはお気軽にご相談ください。
矯正装置について
永久歯列期の装置（ブラケット）
永久歯が生え揃ってから使用する、一般的な矯正装置です。
ブラケットとは歯面に取り付ける装置のことで、そこにワイヤーを通して歯を移動させていきます。
金属の装置（メタルブラケット）
もっとも一般的な矯正装置で金属製のブラケットを用います。
様々な装置の中でも費用を抑えやすく、効果も得やすいといえます。
目立たない装置（セラミックブラケット）
ブラケットにセラミックを用いた装置。セラミックは自然な歯の白さに似せて作られているため、目立ちにくいのが特長です。
見えない装置（リンガルブラケット）
ブラケットを、歯の表面ではなく裏側（舌側）に取り付ける矯正治療。表から装置が見えないため、周囲にはまずわかりません。
混合歯列期と乳歯列期の装置
乳歯と永久歯が混在している時期に使用する矯正装置はさまざまです。
患者様のお口の状態や治療計画によって装置を決定します。
床装置（拡大装置）
歯列の幅が狭いときに歯列を広げるために使用する装置です。
床装置（アクティブプレート）
主に前歯のデコボコがある場合に使われる装置で、内側に入っている1～2本の歯を押し出し整列させます。
歯列矯正用咬合誘導装置（ムーシールド）
受け口（反対咬合）を改善するため、主に乳歯列期に使用する装置です。
矯正治療の流れ
1. 矯正相談（無料）
お口の中の写真を撮影し、状態・治療方法・期間・費用等の概略をご説明いたします。
2. 検査（資料採得）
顔面写真・口腔内写真・咬合模型・レントゲンなどの診断に必要な資料を取らせていただきます。
3. ブラッシング指導
虫歯や歯周病にならないように矯正治療期間を通してブラッシング指導を行っていきます。
4. 診断結果と治療方針のご説明
検査結果をもとに、不正咬合の診断・治療計画・方法・期間・使用する装置などを詳しくご説明いたします。
5. 動的治療開始（装置装着）
1～2ヶ月に1回の通院となります。装置の調節やワイヤーの交換を行い、歯並びと咬み合わせを整えていきます。
6. 動的治療終了と保定開始
動的矯正治療によってきれいになった歯並びを、保定装置によって安定させます。 通院は3～4ヶ月に1回程度となります。
7. 矯正治療終了
保定が完了したことを確認し、矯正治療を終了いたします。 その後のメンテナンスなどをご説明いたします。